次男

次男というのは損だ、我が家の次男坊を見るといつもそう思う。

洋服やおもちゃはおさがりが当たり前。

周りのチヤホヤも1人目の時とは温度差があるのは否めない。

撮る写真の枚数も、長男の時と比べるとかなり少ない。

 

申し訳ない。

 

そんな父の思いが伝わってしまっているのか

自分の心が濁ってしまっているのか

イマイチ次男になつかれていない気がしてしまう。

 

泣いているところをあやしても、いつも火に油、

結局母親が抱き上げて泣き止む。

こちらもどんどん自信をなくしていき

次男と2人きりになると、緊張してしまうようになった。

 

 

懺悔のつもりでこれを書き始めたが

ここまで書いて思い出した。

そういえば長男の時も、今くらいの月齢の時に

自分がどれだけあやしても全く泣き止まず

毎回伝家の宝刀、母親のおっぱい待ちをしていた。

 

吉田戦車「まんが親」で、

戦車が今の自分と同じ状況だった時に

妻・伊藤理佐

『「どうせママが来てくれる」と思ってあやしてるから泣き止まないんだ!』

とツッコまれぎくりとする場面があったが、

約2年ほど前にこのシーンで、『同じだ!』と感激したんだった。

 

まだやれることはあるんだろう。

妻にも息子たちにも甘えてしまっている。

改めて懺悔。

 

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