ツバメノートが好き

日常業務で書き物をするときは

ラミーのサファリ万年筆か、ペリカンのジュニアを使っているが

どちらもすこぶる具合がいい。

100円のボールペンもしっくり。

書くのが楽しくなる。

ツバメノート W50S A罫8ミリ28行 W3005

ツバメノート W50S A罫8ミリ28行 W3005

 

 自分が中学生の頃、

クラスの意識的な層の間でルーズリーフがはやった。

普通の罫線タイプのものや

英語罫線?タイプのもの、方眼紙タイプ

無地のもの、果ては五線譜タイプのものなど

様々な種類のルーズリーフを常備していることが

最高にCOOLだった。

筆記具はもちろんDr.GRIPとパイロットのHI-TEC-C。

自分もかなりの種類のルーズリーフを

常に持ち歩いていたように思う。

 

高校に入ってもルーズリーフ熱はしばらく続いていた気がするが

いつからかピタッと使うのをやめた。

ルーズリーフを包装しているフィルムがすぐにボロボロになり

閉じ口の糊もヘタヘタになっていくのが耐えられなくなったからなのか、

書いたノートの管理が面倒くさかったからなのか、

今となっては覚えていないが

ルーズリーフに全く魅力を感じなくなった。

高校時代の大半は

多分5冊300円とか10冊500円とかのノートの中から

自分が気に入ったデザインのものを毎回買うたびに選んで使っていたと思う。

 

大学時代はというと、

自分の中ではノートに関する暗黒時代だと思っている。

建築学を専攻していたのだが、

どんな授業も、建築家気取りでクロッキー帳にメモ。

決して文章の記述とは相性の良くないと思われる

黄みがかった薄い用紙に

気まぐれのように下手くそなデッサンをしたり、

訳の分からない幾何学模様を書き連ねたり、

実家を漁れば出てくるだろうが、恥ずかしくて見れない。

 

社会人になってからは、

小洒落た雑貨屋などで見かける

小洒落たノートを

小洒落た振りして幾種類も買っていたが

社会人生活10年目にしてやっと見つけたのがツバメノート。

 

その前はLIFEを使っていたが

品質は抜群に良いが値段も強気価格で

今の仕事上、あまり気取ったものを外に持ち歩きたくないので

ツバメノートは本当に具合がいい。